2006年09月07日

破傷風のおそろしさ





今日、研修で「震える舌」という映画を見ました。

小さな女の子が破傷風にかかり、家族が巻き込まれる、という実話をもとにした映画です。

三木卓という方が書いた小説を元に作られた映画ですが、三木さんの娘さんが確か、実際にこの病気に罹ったと記憶しております。

この映画は破傷風という病気の恐ろしさを知らせるだけでなく、家族の一番大切なものを教えてくれる映画と思います。

破傷風は、全身の筋肉が緊張し、最終的に呼吸筋の麻痺により、死亡する可能性が高い病気です。

1950年代は、毎年亡くなる方が2000人近くいたようですが、2000年前後は10人くらいに減ってます。

これは3種混合ワクチンの普及によるものとされてます。

欧米では、患者を破傷風にしてしまう医者は、医者としての生命を絶たれるそうです。

それだけ破傷風の予防は必須になってます。

この映画を昔見て、こんな病気で自分の子供を絶対に失くしたくない、と思ったものです。

最初は口が開かなくなり、何度も舌をかんでしまい、そのうち全身が硬直して弓反り発作が起こります。

ちょっとした音や光などの刺激ですぐに発作が起こるようになります。

そして呼吸ができなくなり、死亡してしまう、という恐ろしい病気です。

映画では、幼子の病状の悪化を目の当たりにして、両親は自分の子の死を覚悟します。

発作によって心電図が止まる。

人工呼吸によって再び呼吸が始まる。

そんな姿をみて、両親はぼろぼろになる。

幸運にもこの子は助かります。

でも、父親はこの子が危ない状態になったとき、そっと心で誓います。

「ごめんね。助けられなくて。もしおまえが死んだら、もうお父さんたちは絶対子供を作らない。お父さんたちの子供はおまえだけだよ。」

子供を持った親の、本当の心がここにあります。

たとえその後子供を持ったとしても、両親は自分たちを受け止められるのではないでしょうか。

その子に愛をはぐくんだという真実を抱いて。

ところで、35歳以上の人は、ワクチン接種している確率が低いそうです。私も打ってもらおうかと思ってます。
posted by kurasan at 23:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 心理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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