2006年08月20日

自信について(1)

先日、新人研修で交流分析の話をしました。

心理学に詳しい方はよく知ってらっしゃると思うのですが、エリック・バーンという精神学者が始めた療法で、一時期ビジネスにもよく使用された概念です。

私は心理の専門ではないのですが、自分が受けた研修がとても印象的で納得できるものでしたので、新入社員にもよく話をします。

交流分析(以下TA:Transactional Analysis)の中で、自己概念というのがあります。

その中で、「基本的な構え」には4つの種類があるといわれてます。

I'm not OK. You're OK.(自己否定、他者肯定)
I' OK. You're not OK.(自己肯定、他者否定)
I'm not OK. You're not OK.(自己否定、他者否定)
I'm OK. You're OK.(自己肯定、他者肯定)

この基本的な構えは、幼少のときに親からもらう「ストローク」によって決まるとされてます。

ストロークとは、言葉の通り、人に対する投げかけで、言葉・態度・触れ方等、人との交流で相手に対して影響する全てが含まれてくると思われます。

おまえはほんとにいい子だ、と言葉ではいっていても、テストの点がいいから、とか、親に心配かけないから、とかの条件がついていると、いわゆる条件付のストロークになってしまい、本当の自分を強く抑制することもあるかも知れません。

人と人の交流で最悪なのが、ディスカウント(無視)というものです。

いじめや虐待などがこれに入るかと思います。

人は、ストロークをもらわないと人の間では生きていけないそうです。

ですので、なんとしてもストロークをもらおうとするけれども、そのときに関わってくるのが先ほどの基本的構えではないでしょうか。

エゴグラムというのを新人にやってもらうんですが、この話をすると、新人の反応が千差万別ですので、とても面白い、いえ興味深いです。

ピッタシだ、という人もいれば、うーん、と疑わしげな顔をする人もいます。

これで全てが分かるわけではないし、やるたびに多少変わることもあります。

この分析は、あくまで自分のためにやるのであって、人に評価してもらうためではないです。

ここでも自分を受け容れているかどうかが分かるような気がします。

自分自身をそのまま、ありのまま素直に受け止めている人は、どんなことでもそのまま受け止めているような気がします。

これが自信につながっているのではないでしょうか。

できる人、強い人、態度大きい人すべてが自信を持っているわけでもなく、才能なくても、弱いと思っても、静かな性格の人でも、自信を持っている人はいるわけです。

どしって感じですかね。

それは、自分のいいところも悪いところも、そのまま受け容れている人が、人の言動や評価に揺るがない自信を持っているような気がします。

それは、決して人の意見は受け容れないとか、自分の意見は決して変えないとかいうことではなく、楽しく幸せになるにはどうしたらいいか、ということを主体にしているような生き方のような気がしますがいかがでしょう。

私もあやかりたいと思いますが、普段の心構えでしょうね。
posted by kurasan at 03:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 心理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。