2006年08月11日

自分を受け入れるということ(14)

私は営業マンの研修をしています。

時々、スタッフから、彼/彼女は営業に向いてないんじゃないか、という声を聞きます。

確かに、一見そう見えるのです。

大人しく、おどおどして、自分の意見もなかなか言えない。

人の前に立つと、誰が見ても緊張しているのが分かり、声も上ずってしまう。

顧客相手のロールプレイなどすると、途中で言うことが分からなくなり、黙り込んでしまう。

こういう状況を見て、大丈夫かな、現場でやっていくのはきついんじゃないかな、と、周りは思うわけです。ところが、営業とは、いえ、仕事は全てそうかもしれませんが、一見向いてなさそうな人が結構成果を上げることがあるんです。

成果を上げるか上げられないか、どこで差が出るか。

前に書いたように、私のようなものでも、狭い地域ながらいつもドベからトップになれたというのは、全て本人次第ということではないかと思うわけです。

自分以外の環境の責任にしているうちは楽なんです。

環境の責任にしているうちは、悪いのは自分ではないわけですから。

私はその状況から抜け出るまで、約2年かかりました。(前の記事では1年と書きましたが、だんだん思い出して2年ということになりました(笑))。

研修期間も入れて2年くらい、どん底の社会人生活でした。

でも、自分のことを考えず、ひとのことばかり考えて行動してたら、いつの間にか周りの世界が変わっていた。

これは、自分が変わったから、周りが変わったと思ったのでしょうね。

毎年入ってくる新人には、壁にどんどん突き当たれ、そのとき自分をどう受け止めるか、そしてそのときの自分をどう受け入れるか、それでその後の方向が変わってくる、よくもわるくも、成長するかどうか、自分次第だ、というようなことを話してます。

大丈夫かな、と周りが心配する新人も、驚くくらい成長する人がいます。

直属の上司と相性がよかったか、担当地域がよかったか、たまたまうまくいったのか、いろいろな要素が考えられますが、転勤した後も同じような成果を出せる人は基本的な構えができていると思います。

それは、いいことも悪いことも自分が受け入れること、ということではないか。

そして、目の前のことから、自分でどう出発するか自分で考え行動している、という人が、成果を出そうとしなくても、不思議と後から結果がついてくるような気がします。
posted by kurasan at 15:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 心理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。