2006年07月16日

自分を受け入れるということ(4)




過去に自分の人生が変わったと思えることが、何回かありました。

いいことも悪いこともいっぱいありました。

そして、なにがよかったか、悪かったか、ということを考えてみました。

前回、自分の周りには、よくぞこれほど、というくらい自分の嫌いな人たちが集まった、ということを書きました。

結論から言うと、その人たちを嫌いにしてたのは、自分の置かれた環境を受け入れてない自分そのもの、でした。

自分の思考、考え方、といったほうがいいかもしれません。

なぜかというと、行動パターンを変えた後で、その人たちに感謝している自分がいたからです。

人間ここまで180度変われるものなのか、と、自分で自分が信じられませんでした。

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(前回のつづきです。)
私が浪人中に、父が胃潰瘍になり入院した事をお話しました。

実は、私も同じ時に入院したのです。

虫垂炎(いわゆる盲腸)になってしまいました。

虫垂炎は、手術すればなんてことない病気といわれてました。

でも、やったことのある人なら分かると思いますが、想像以上に、痛いんです。

わき腹全体が、ぎゅーっとしめつけらるような痛さ。

父は前の週の夜中寝ているときに、急に布団の上でのた打ち回り、緊急入院でした。

私も夜、急に痛くなり、近くの救急病院へ行きました。歩いて30分くらいのところにありました。

母がタクシーをつかまえようとしても、夜12時過ぎでは、家の周辺は全く走っていません。

病院へいくには長い坂を登らなければなりませんでした。

あのときの痛さといったら。

おなかをかかえて、一歩一歩足を出す、という感じで、歩いている感覚ではなかった気がします。

坂を登り終えれば、あと病院まで半分平坦な道を歩けばいい、と自分に言い聞かせながら、ずっずっと歩いていきました。

「あ、来た!」

先を歩いていた母が私の後ろの方向を見ていいました。

やっとタクシーが来ました。

このときほどタクシーがありがたいと思ったことはありませんでした。

やっとの思いで病院に着きました。当直の先生が、ベッドに横になった私のわき腹をぐっと押さえました。

「んぎゃー!!!」

という声を出したいくらい痛かった!出しませんでしたが。

「たぶん虫垂炎でしょうね。血液検査しますから、明日また来てください。」

といって、先生は痛み止めの薬を出してくれました。

次の日、私は私を見てくれた先生のいる病院ではなく、父の入院している病院へ入院しました。

父の病院は、救急車で運ばれたとき、家とはかなり離れたところの病院でした。

母は、どうせ入院するなら一箇所にまとめて入院して欲しい、といいました。

確かに、気持ちは分かります。一度に2箇所に分かれて入院したのでは見舞いが大変!

結果、父子そろって入院という、前代未聞の入院劇とあいなりました。

院内でも結構評判で、有名な親子となりました。

決定的だったのは、私のオペの日、移動式のベッドに載せられ、手術室の前まで来たとき、看護師さんが、

「ちょっとまっててね。」

といって、手術室のドアの前で待機してました。

しばらくして、ドアが開いて、オペが終わった患者さんが運び出されて来ました。

麻酔がかかって、口に管がつけられたまま、眠った状態で移動式ベッドで運び出されたその患者は、父でした。

「うまくいったみたいね。」

看護師さんの声を聞いたとたん、私が今度はオペ室に運び入れられました。

なにも同じ日に、連続で親子をオペしなくても、と思ったのですが、偶然かもしれませんし。

よりいっそう院内で評判になりました。

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この頃は浪人してましたし、自分がこれからなにをしたいのか、どうしたらいいのか色々迷っていた頃でした。

初めて入院を経験し、医者の仕事に興味を持ちが始めましたが、自分の頭ではまず医者は無理だろう、と思いました。

結局、1浪、2浪と単純にも医学部を受けましたがだめでした。

何せ家庭はそれほど裕福でないから国立しか受けられないし、下宿もだめ。

となると、東京近辺で国立の医学部となると、そのときの私には笑っちゃうほど雲のその上、大気圏の上の存在。

滑り止め(といっては本当に失礼ですが)のつもりで受けた私立薬科大に受かり、そこへ行くことにしました。

これもふしぎなんですが、母は小さい頃から、薬剤師になれ、薬剤師はいい、と私にいってきました。

私は全く興味なかったし、だいたいどんな仕事するのか知らなかったし。

でも、どういうわけか、母の思惑の通りになったんですね。

私の潜在意識のどこかに、薬剤師になることが植え付けられたのかも知れません。

きっとなる、と思ってるとそうなる、というのをどこかで実感しているのも、こんなことがあったからかもしれません。

薬剤師の免許は一度も使ったこと無いですが。(企業に勤めてますんで。)

今まで生きてきて、人のために、と本気で思ったときが私の転機になっている気がします。




posted by kurasan at 14:45| Comment(4) | TrackBack(0) | 心理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
初めましてです。
トラバありがとうでしたあ。
わいの場合うつで人生180度変わりました。
現状は最悪ですが何とか生きてます。
転機はうつが治るか、ACで共依存を受け止められるようになる時でしょうか。
Posted by こなつ姉さん at 2006年07月17日 04:32
返信ありがとうございました。
受け止めるというのは本当に難しいです。ちょっとずつでもできるようになれば、と思ってます。
Posted by こなつ姉さんへ at 2006年07月17日 10:29
はじめまして!コメントありがとうございます。
遊びにきました!
また、来ますね!
Posted by みみたん at 2006年07月19日 19:52
これからもよろしくお願いします。
Posted by みみたんさんへ at 2006年07月19日 22:00
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