2006年06月27日

あの子がいない!

朝、研修室の事務局でその日の準備をしていると、研修生の一人が顔を出し、「○○さんが今朝からいないんです。宿泊所を朝早く出たらしいんですけど。」と訴えました。

昨日は、某国家試験の発表の日。

一部の新入社員はその試験を受けてました。

○○さんは不合格のようでした。

研修が始まる時間になっても姿が見えません。

ほかのスタッフがとりあえず宿泊所へ行くことにし、私は事務局で待機してました。


研修開始時間が過ぎ、30分くらい過ぎたころ、泣きはらした顔の彼女が現れました。

私の顔をみるなり、「そういうことですので、やめさせていただきます。」

いろいろ家庭の事情があったんでしょう。落ちたら会社勤めはしない、とか。

あくまで自分の都合中心に行動するその態度と姿勢は理解することはできませんでしたが、人はそれぞれ肩にしょっているものが違うんだ、と思いました。

次の日、さびしそうに去っていく彼女を同期一同で見送ったそうです。


posted by kurasan at 21:54| Comment(0) | TrackBack(1) | 新人研修 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月26日

涙のロールプレイ

新入社員で、初めての女性の営業担当者に、ロールプレイ(私が顧客役)を実施していたときのはなし。

商品の説明はまあまあなんですが、顧客の聞きたいことに全然答えられず、ずっとだめだししてました。

1回目、2回目、とだめでやり直し。

3回目もどうしてもだめで、「そこが違うだろ。」と、つい役柄を忘れて指導してしまいました。

とたんに彼女は黙り込み、しばらくしたら大粒の涙が両方の目からぽつぽつ落ちてきました。

いままで男ばかり研修してきた私にとって、いきなりの涙が理解できず、少しうろたえました。

しかし、こちらがうろたえてどうする、と自分にいい聞かせ、じっとそのまま泣き止むのを待ってました。

しばらくしたら落ち着いたらしく、「すみませんでした。」と涙を拭きながら小さな声でわびてました。

その後何回か女性に泣かれましたが(もちろん研修での話し)、やはり同じように待つしかないと、悟ったふりをしております。

ちなみに男性の場合は、注意すると照れ笑いか、心底くやしがるか、反応がわかり易い。やはり感情の構造が違うんですね。

posted by kurasan at 21:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 新人研修 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月23日

配属決定の日

集合研修が終わると、新人は配属が決まり、研修後そちらへ赴任することになります。

営業担当は全国へ散らばります。

配属発表の日、なんともいえない緊張が、朝から続きます。

早く知りたい、でも怖い!

私も自分の配属発表の日を思い出します。

発表の時間が近づくにつれ、新人は口数が少なくなってきます。

いやでも緊張がつのります。

見ているこちらもだんだん緊張してきます。

そして、いよいよ発表!

だいたい北の方の配属地から始まり、南へ下っていきます。

札幌へ行ったこともない人間が、「○○さん、札幌支店。」という辞令を聞くと、いつの代も皆同じ顔をします。

さ、さ、札幌!て感じ。どうして、どうして私が、て感じ。

でも、でもですよ。不思議です。

札幌へ行った人間は、ほとんどその後定着するケースが多いのです。

つまり、気に入ってしまうんですね、札幌が。

とても住みやすいようです。

食べ物は旨いし、環境はいいし、空気はいいし。

ただ、例外なく、皆太ります。

私の場合、東京生まれで東京以外住んだことがなかったのですが、広島支店に配属でした。

自分の配属地を聞いたとたん、頭が真っ白になりました。

なんで、なんで。なんで広島ーーーー。

でも、いってみたら、なんてことなかったです。

住めば都、てほんとです。

いいとこだった。

今知り合いが、広島でイタリア風バールを始めました。

バールは、ちょっとしゃれた、コーヒーやちょっとした食べ物を食べれるところです。

一度いってみたいんですが、なかなか行く機会がなくて。
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2006年06月22日

忍野八海

以前、秋の研修を富士五湖でやってました。

現場へ出てからどうしてるのか、1週間くらいかけて新人たちが情報交換します。

嬉しかったこと、悩んでること、我慢できないこと等、泊り込んで洗いざらいぶちまけます。

結構さっぱりするようです。

悩んでるのは自分だけじゃない、とか、いやな上司にはこうすればいい、とか、新人なりの対処法がいろいろ出るみたいです。

研修の最後にみんなで富士五湖周辺を歩きます。

そのコースの途中に忍野八海という湧池があります。

富士水系から透き通る水が流れ込んでいる池です。

本当にきれいな水で、毎年楽しみにしてました。

ただ、こちらは事務局ですので、みんなが歩くコースを設営するのに、一日中走り回ってましたので、ほんの一瞬の楽しみでした。

午前中は皆で並んで歩き、午後から自由にコースを進むのですが、何人かは必ず走る人間がいます。

残り20kmを走ります。

ちょっと汚い話ですが、走る人はほとんど、食べたお昼ごはんを途中でもどしてしまいます。

よほど自信がある人ばかりだったようです。

しかし、風邪っぽいのに走って、ゴールした後お風呂に入って、肺炎になって病院に担ぎ込まれた新人もいました。

事務局ってほんと大変!
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2006年06月20日

あいさつ

新人研修につきもののあいさつ。

どちらかというと軍隊みたいな感じがどうしてもしちゃいます。

私も新人のとき、この最初のあいさつがどうしてもなじめませんでした。

やらされてる、という感覚が特に強かったんだと思います。

学生時代にそこまで強く強制されませんでしたから、余計に抵抗を感じたんでしょうね。

しかし、自分が前に立つとなると、やはり、最初のあいさつがないとどうもピリっとこないんです。

さあ、これから始めるぞ!という切り替えにはやはり、あいさつが必要な体質になってしまったようです。(^_^)/

最近、研修では毎日の感想を日誌に書いてもらってます。

その中に、朝のあいさつは気持ちがいいです、という感想がありました。

あいさつはひとつのコミュニケーションなんですね。
posted by kurasan at 21:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 新人研修 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月18日

スピーチ

新人が最初にぶつかる壁は、人前でスピーチをすることでしょうか。

私は大の苦手で、自分の新入社員研修で3分間しゃべった内容を全然覚えてません。

でも、これは場数を踏めば解決できると思いますので、新人にはとにかく前へ出て話しなさい、といってます。

なにせ、全く苦手だった私が、新人を教育する立場になってるんですから。

でも、私以上に、本当に苦手な人も中にはいました。

何年か前に入った新人の女性で、同期50人くらいの前で3分間話すのですが、挨拶をして、はじめの30秒くらいしゃべったとき、突然話が止まってしまいました。

なんとも言えない沈黙が会場を流れていきました。

聞いてるほうの同期の新人たちも、お互い顔を見合わせたり、こそこそ話したり、笑いをこらえたり、心配顔で見つめたり----。

私もどうなるんだろうと、なすすべなく見ているしかなかったのですが、3分を告げるブザー(私が押してました)が鳴ったとき、ほっとしたなんとも言えない安堵感が会場を包みました。

「-----というわけで、私という人間をよく分かっていただけたのではないでしょうか。これで私の3分間スピーチを終わらせていただきます。ありがとうございました。」

と、本人が挨拶したとき、どっと沸いた後に拍手喝さい!

確かに個性的ではありました。

でも、スピーチですから。目的が-----。
posted by kurasan at 13:57| Comment(2) | TrackBack(1) | 新人研修 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月17日

おすぎとピーコ

新入社員の仲のいい二人組みがいました。

おすぎとピーコと呼ばれてました。

もちろん二人とも男です。

二人ともやせてて、一人はほおがこけて顔が三角形。もう一人は割りと丸顔でひげが濃かったです。

研修中はビジネスホテルに宿泊してたのですが、やせてるほうは、部屋にやまのようにドライフラワーを飾り、もともとホテル側が部屋に飾った絵を、自分好みの絵に飾り替えてました。

さっそくホテルの担当者から、研修事務局のわれわれにクレームが入りました。

そりゃそうだ。

やせてるほう(たしかおすぎ)を呼んで、注意し、元通りに戻すよう伝えました。

すると、

「でもぼくぅ、そんなに悪いと思ってないんですけどぉ。」

と、全くおすぎそっくりのしゃべり方で訴えました。

その後もちろん、こんこんとお説教しちゃいました。

これでちゃんと営業できるのかしら、と思って現場に送り出しました。

しばらくして、彼が顧客におすぎと呼ばれてる、という報告が入りました。

たぶん、本人がそう宣伝してたんでしょうね。

自覚してたってことね。
posted by kurasan at 17:12| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月16日

ひげずらに涙

秋の新人研修というのをやりました。

春に研修が終わった後、各配属先へちらばった新人が、秋にもう一度集まるのです。

約一週間、自分たちの現状や悩みなどを共有する場です。

それが終わって、いよいよ最後の別れになります。

次に全員集まるのはいつかわかりません。

帰りの電車・飛行機が早い人間から先に研修所をあとにします。

ひとり、またひとり、と同期が少なくなるうちに、結構ひょうきんで、背も小さく、いつもおどけていたひげずらの研修生が、ハンカチで流れる涙を押さえてました。

彼の笑った顔しか見たことのなかった私は、ハンカチを大きく広げて、まるでタオルみたいに顔を覆った姿に、思わず少しだけもらい泣きをしてしまいました。

新人たちには色々苦労させられますが、それ以上にいっぱいあったかいものをもらってます。
posted by kurasan at 21:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

研修室は仮眠室?

とにかくよく寝ます。新人は。

そのあきれるくらい、気持ちよさそうに目をつむって(ほとんど白目になってる)、前に立つ私と対峙する姿をみると、おもわずたじろぎます。

起きようとしている努力は若干認められますが、抵抗も最初だけのようで、いちど目をつむると、即別世界へ。

「はい、じゃあ、いまのところ答えて!」

と、そのゆめうつつの天国を破壊するのがわたしの役目。

いわれたほうは、「へ?」という感じで我に返ります。

もちろん、周りの仲間は「いまのところ」なんていう質問自体存在せず、私のいじめにちかい目覚まし効果を知っていますので、くすくす笑って見てます。

これからだんだん研修室も暑くなり、ますます白目軍団が増えてきます。

午後、たまに全員立たせて実施するストレッチがまず必要。
posted by kurasan at 21:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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